2009.12.20

開発が進むCOPD薬

長年の喫煙習慣によって発症するCOPD(慢性閉塞性肺疾患)が近年、日本人にも急増しており、国内の推定患者数は700万人とされています。主な症状は咳、痰、息切れ。長年の喫煙などにより肺が慢性的な炎症を起こし、気道が狭まったり酸素を取り込む肺胞が壊れたりします。

COPDに対しては、日本で認可を得ている薬剤は少ないのが現状です。アレルギー病ではないCOPDの治療薬の主流は、気道の周りにある筋肉を弛緩させることで、呼吸を助ける気管支拡張剤です。長時間作用型抗コリン薬「スピリーバ(日本ベーリンガーインゲルハイム/ファイザー)」がその代表です。また、吸入ステロイドに長時間作用型β2刺激薬のサルメテロールを配合した「アドエア(グラクソ・スミスクライン)」も今年に入って承認されました。

このほか日本では、複数のメーカーがCOPD薬の開発を進めています。例えば、アドエアと同種の配合剤であるアストラゼネカの「ST(シンビコート)」はフェーズVにあります。また、タナベ三菱製薬がステロイドとは別系統の抗炎症剤であるホスホジエステラーゼ4阻害剤「ロフルミラスト」の開発を進めています。

posted by carol at 15:22| 日記

2009.11.21

タミフル(オセルタミビル)

インフルエンザ治療薬のオセルタミビル(タミフル)の頻度の高い副作用は、腹痛・下痢・悪心などです。タミフルを服用した10歳代の患者に、精神・神経症状(意識障害・異常行動・せん妄・幻覚・痙攣など)が現れることがあり、それらが副作用によるものと疑われていますが。インフルエンザ自体の症状として出現することもあるため、はっきりとした原因は特定されていません。

厚生労働省は2007年12月、異常行動の発生率は服用しなかった患者(22%)に対して服用患者では10%で、生命に関わる異常行動では発生率に大きな差は見られず、因果関係は現時点での結論が得られていないとして、10歳代への使用制限を当面の措置として妥当と発表しました。

posted by carol at 14:25| 日記

2009.11.01

医療安全教育を考える

医療安全管理者は、病院の全職員に対し、学習と鍛錬を積むことが、医療事故を防ぐための基盤となることを伝える必要があります。さらに、EBMに則った医療の提供、チーム間の協力や批判的思考を推進する態度、コンピテンシーによる評価を含め、全医療従事者の教育と業種・部署・職位別の教育を行うことが必要です。

一方で、医療従事者は常に患者にとって有害な事象を引き起こす可能性があることを認識し、患者・家族とリスクコミュニケーションを行い、情報共有化を図り、事故発生時には、遺憾の意を示し結果について謝罪することを絶えず意識します。医師専門の情報サイト「日経メディカルオンライン」なら、JAMAやLancet 日本語版を無料で閲覧することができます。

posted by carol at 16:29| 日記

2009.10.25

高齢妊娠の問題点

成人病を引き起こす体の変化、30歳から始まるといわれています。それが、妊娠や出産に少なからず影響を与えることがあります。ですから、やはり30過ぎの妊娠は20歳代での妊娠よりも、リスクが少し高くなると考えられるのです。高齢妊娠の問題点には、次のようなものがあります。

自然流産の増加
自然流産が起こる割合は、20~34歳では8~10%ですがが、35歳以上になると20%近くになります。

妊娠中毒症の増加
妊娠中毒症が発生する頻度は、加齢に伴って増加します。理由としては高齢妊娠者には高血圧や肥満の人が多い、加齢による変化として欠陥病変が進行する、子宮筋腫など産婦人科系の病気が発生しやすくなることがあげられます。

子宮頸がんやHIVなど出産や妊娠に悪影響を及ぼす病気の有無を確認するブライダルチェック 検査への関心が高まっています。

posted by carol at 15:10| 日記

2009.10.24

製薬企業と特許期限について

売上高1兆3000億円、国内では唯一の1兆円企業である武田薬品も、世界トップの米ファイザーの4分の1の規模に過ぎず、世界ランキング10位県内にも手が届かないのが現状です。

ファイザー以下、サノフィ・アベンティスグラクソ・スミスクラインなど、欧米の巨大製薬企業は、いずれもM&Aを繰り返して規模拡大を果たしたのです。現在も、世界10位県外にある製薬企業による統合が進行しており、再編に乗り遅れた企業との格差は広がるばかりです。

こうした観点からすると、他企業との合併連衡と距離を置く武田薬品は、本業で順調に成長を遂げたといえるでしょう。ただ、新薬産業は特許期限を満了すると、シャアが一気に半減してしまう世界です。武田薬品の場合、抗潰瘍剤「タケプロン」が2009年に、糖尿病治療薬「アクトス」は2011年にアメリカで特許期限を迎えます。

posted by carol at 14:20| 日記

2009.10.19

新型インフルのワクチン接種はじめる

医師や看護師などの医療従事者を対象とした新型インフルエンザのワクチン接種が19日からスタートしました。11月以降は妊婦、糖尿病COPD(慢性閉塞性肺疾患)、心臓病などの基礎疾患のある患者、小児など感染リスクが高く、重症化しやすい人を優先して摂取が受けられるようになります。

当初、厚生労働症ではは摂取回数を一律2回としていましたが、「13歳以上は原則1回」とし、13歳未満は免疫効果を高めるため2回とする方針です。費用は1回3600円ですが、同じ医療機関で摂取するなら2回目は2550円となります。

posted by carol at 16:22| 日記

2009.10.17

水虫は体の各部に潜んでいます

水虫の金は足だけでなく、内股や陰部にも感染し、これは俗に「いんきんたむし」と呼ばれ、若い男性によく見られています。また、顔や首、脚、胴体など、体の各部の皮膚にまで感染が及ぶことも少なくありません。クラミジアやカンジダ、コンジロームなどを自宅で調べる性病検査キットについて紹介しています。

水虫で特に怖いのは、水虫の菌が髭の毛穴に入ったり、髪の毛や頭皮の毛穴に入り込んでしまうことです(頭部白癬)。頭皮の毛穴に菌が進入すると、頭髪が抜け落ち、中には永久に怪我は得てこなくなるケースもあります。

自己診断・自己治療として水虫を悪化させると、このような重篤な事態を招きかねません。なるべく早いうちに、専門医による診断・治療を受けるようにしましょう。

posted by carol at 15:49| 日記

2009.10.10

めまいが起こったら

一般的にぐるぐると回るような激しい回転性を伴うめまいの場合、内耳からのめまいがまず考えられます。従ってこうした症状が出たときは耳鼻咽喉科に受診することをお勧めします。

内耳からのめまいの場合、耳鳴りや難聴、耳が塞がった感じが伴うことも少なくありません。また吐き気や嘔吐、動悸、冷や汗などいわゆる自律神経失調の症状を伴います。中にはこれらの症状のため生命に関する危険な病気のサインではないかとかどの不安を持つ方もいますが、これだけなら心配ありません。

まずは静かでやや暗くした室内のベッドかソファーなどの上に楽な姿勢で休んで気持ちを落ち着けます。20~30分でめまいが落ち着くようなら心配ありません。しかし、良家の兆候が見られなかったり、激しい後頭部痛や口の周りの痺れ、ろれつが回りにくい、ものが2重に見えるなどの症状を伴う場合には速やかに救急外来などを受診しましょう。

posted by carol at 17:21| 日記

2009.10.01

OTC薬について

近年、「OTC薬」という言葉をテレビや新聞で目にする機会が増えたこととに気づいた方も多いと思います。OTCとは、英語の「オーバーザカウンター」の頭文字の略で、医師の処方箋がなくても、薬局のカウンター越しに買える市販薬のことです。「一般薬」とも「大衆薬」ともいわれていますが、英語にすると高級な感じがしますね。医師 転職・求人に関する情報をまとめています。

され、このOTC薬と医療機関で処方してもらう医療薬との違いは何なのでしょうか?薬事法では、医療薬とOTC役の区別は特になく、医師に詳報してもらう医療や国は健康保険が適用されるという、経済的側面での取り扱いの違いから区分が成されています。

両者の実質的な差異は、含まれている有効成分の種類と用量にあります。またOTC薬のほとんどが配合剤であり、1錠(または、1包)のなかには、複数の有効成分が含まれていることが多いのですが、医療薬は1種類の有効成分だけのものが多くなっています。

posted by carol at 13:00| 日記

2009.09.12

小児科医

医師の多くは毎日を患者さんのためにささげる覚悟をもって生活していることと思います。だがそのために、過労死や自殺に追い込まれてしまっては、家族や患者さんが困ってしまいます。しかもその死が労災として認められずに、個人的な事情による死と扱われたのでは、故人は浮かばれませんし、後に続く医療者も安心して働けないでしょう。

90年代末に激務の上に鬱病を発症し、遺書を残して亡くなった小児科医に対して労働基準監督署は労災を拒否。東京地裁で、過労による労災であることは認められ判決が確定しましたが、病院側の責任を認めなかったため、現在最高裁へ上告受理申立てを行っています。

posted by carol at 09:09| 日記